最終仕上げにとりかかり杉玉が完成しました。
新酒の搾り始めに間に合わないかと焦りましたが
昨晩からの搾り始めに間に合ってよかった!
もともと杉玉とは、新酒ができたことの合図に酒蔵の軒下にかける杉の葉製の玉のことです。
神代の昔、人々が祝っては酒を飲み、歌い、踊り騒ぐ姿を見られた神は、そんなに楽しくなるものなら飲んでみたいと、天上界から人間の世界へおりようとされました。しかし、神であるが故に、人間が暮らす地上におりることが出来ず、杉の梢(こずえ)でうらやましそうに眺めておられました。それを見た人々は、神の宿るところとして杉玉をつくり、お酒を供えてあがめてきました。
杉玉が緑から茶色に変わる頃、おいしいお酒になったことから、以来新酒を仕込むたびに新たな杉玉を酒蔵につるし、祭るようになったそうです。
今年の 新酒しぼりたて・しろうま ご期待ください!!